TEL 0564-31-3688
診療時間 9:00~12:00 、16:00~18:30

診療案内

一般外来

外傷や頚部痛・腰痛・膝痛など、整形外科・ペインクリニックの対象疾患のみならず、患者様の様々な要望、生活習慣病や体調不良などの相談や治療、健康管理、病態や状態にあった専門病院への紹介などにもお応えいたします。

ペインクリニック

ペインクリニックとは

「ペインクリニック」とは「痛みの治療」のことです。
痛みに対して様々な方法を用いて疼痛の軽減を目指します。
対象疾患は下記に示す通りです。
ペインクリニックと聞くと神経に打つ痛い注射、もしくは麻薬などを想像しがちですが、実際には問診、診察から始まり、①薬物療法、②光線治療、③イオントフォレーシス、リハビリテーションなど行います。
それでも痛みが軽減しない(もしくは他の医療機関で治療してきたが改善しなかった)場合に④神経ブロックを考慮します。
ペインクリニックの専門医として安全第一に、患者様の満足が得られるようにブロック法を検討し、患者様に説明、同意を得たうえで、目標を設定し(漫然とブロックすることを避けるため)外来時間かペインクリニック予約外来枠にて行います。
外来時間中のペインクリニックは安静時間が必要なため時間に余裕をもってご来院していただけると助かります。

また難治性の疼痛には⑤オピオイドの使用や⑥脊髄刺激療法(SCS)等の相談を受けます。

ペインクリニックの薬物療法・・・リリカなど抗てんかん薬、SSRI、SNRI、トラムセット、三環系抗うつ薬、漢方薬など
ペインクリニックの光線療法・・・スーパーライザー、キセノンレーザーなど
イオントフォレーシス・・・・・・おもに帯状疱疹後神経痛に行う。
神経ブロック・・・・・・・・・・星状神経節ブロック、頚部、胸部、腰部硬膜外ブロック、腕神経叢ブロック、肩甲上神経ブロック、仙骨ブロック、坐骨神経ブロックなど
オピオイド・・・・・・・・・・・デュロッテップパッチ、モルヒネ、ノルスパンテープ、(癌性疼痛の場合)各種医療用麻薬など
脊髄刺激療法・・・・・・・・・・脊髄硬膜外に電極を挿入し痛みの軽減を図る。入院必要のため大学病院での挿入、留置を行う。

ペインクリニックの主な対象疾患

主に帯状疱疹や腰痛などの有痛疾患を対象としていますが、他に神経ブロックが有効である下記疾患も扱っております。遠慮なくご相談ください。 
自律神経失調症、顔面神経麻痺、多汗症、アレルギー性鼻炎、血行障害、突発性難聴、眼疾患(網膜動脈閉塞症など)その他。

主な神経ブロックについて

星状神経節ブロックについて
首の交感神経の一部である星状神経節を局所麻酔薬で一時的に麻痺させる方法です。この方法では首に局所麻酔薬を注射します。頭から胸、腕までの交感神経の緊弱め、血流を良くすることで、痛み、しびれ、麻痺などの治療をします。

硬膜外ブロックについて
背部から穿刺し、病変部位付近の硬膜外腔に局所麻酔薬、ステロイド、麻薬などを注入します。病変部の疼痛の緩和と炎症の軽減、血流の増加を目的とします。

仙骨ブロックについて
仙骨部(臀部)から穿刺し、硬膜外腔に局所麻酔薬やステロイドを注入します。このブロックは下腿及び臀部、会陰部の疼痛軽減、神経の炎症軽減を目的とします。

ライザー治療について
赤色光から近赤外光の複合波長の光を照射するという、無痛、無侵襲の方法です。星状神経節付近、または慢性的に痛い部分に照射することにより、神経ブロックまではいきませんが、血流の改善により痛みを和らげます。

ボトックス治療

当院では、ペインクリニックでボトックスも使用して神経ブロック治療を行っております。
対象疾患は片側顔面けいれん、眼瞼けいれん、痙性斜頚、上肢下肢の痙縮などですが、重度の原発性腋下多汗症の治療として保険診療下にボトックス治療を行っています。
ボトックス治療は予約制です。(事前に詳しく説明を行い、同意書をいただいてから薬剤を発注いたします。)
まずはお気軽に(電話でもご対応いたします)お問い合わせいただけると助かります。

予防接種

当院では肺炎球菌ワクチン、インフルエンザワクチン、破傷風菌トキソイドなど接種を行っております。

リハビリテーション

リハビリテーション科とは、神経、筋、骨格の異常にもとづく運動機能障害者や心血管系の障害からの回復促進、がん症例における機能回復などきわめて幅広い対象に対して、医学的治療や治療的訓練を実施する診療科です。当院ではさまざまなリハビリ機器を使用して、非侵襲的に消炎鎮痛、疼痛軽減を目指しています。

健康診断

当院では各種、健康診断を承っております。
現代における生活習慣病は、初期段階では自覚症状が無いものも多く、知らない間に健康をむしばみ、自覚症状が出た段階では健康を回復するのは、容易な事ではなくなっている、ということもあります。早期の段階で発見し発症を予防する事が健康診断の役目です。
気になるところは存分に聞いて頂き、少しでもご不安が少なくなれば幸いです。